看護師が忙しい仕事の合間を縫って結婚相手を見つけ出し、婚約ができた頃になって転職を検討することがあります。
結婚式を挙げてパートナーと一緒に生活する予定を立て始めると、どこに住むかが大きな問題になるからです。
共働きをする場合にはそれぞれの通勤時間を考えて住む場所を決めなければならず、うまく折り合いをつけることが欠かせません。
勤務場所が互いに近いというときには問題がありませんが、遠く離れている場合にはどちらかが仕事を辞めるか転職するかを決めなければならないでしょう。
仕事の忙しさによっては通勤時間が少し長くなってしまうだけでも勤務するのが辛くなる可能性があります。
それを見越してどちらかが仕事について決断を迫られる状況になりやすいのです。
その結論として転職するということがよくあります。
転職市場はどの業界でも必ずしも広いわけではなく、望んでいるような場所に職場を見つけられるとは限りません。
看護師の場合には人材不足によって各所から募集が行われているので、場所を選んで転職することが比較的容易です。
その点を加味すると看護師が転職した方が良いという結論に達するでしょう。
通勤時間が長くなってしまうと辛いのも看護師側である場合が多く、自分が転職してそれを我慢すれば解決できる問題だと判断することもあります。
転職に有利になっているからこそ、パートナーとの生活を始める上で通勤時間の折り合いをつけるときには進んで転職しているのです。